邑遊自適~好蟻性的俺~

昆虫(アリ・ハチ)を中心に綴っていく日記. コメントやリンク大歓迎です (リンクの際はご一報ください).本ブログに掲載の物事はほとんどが未発表のものであり,報文・論文への引用は固くお断りしております.引用が必要な際は状況により情報を提供いたしますので,メッセージにてご連絡くださいませ.画像の無断転載はお控えください.当ブログの管理人および記事に登場する人物は実在の人物とは基本的に無関係です.当ブログの運営に関する御意見はブログ内でのみ受け付けます.ご了承ください.

現在、自己採集した日本産アリ類(2014~)は197種(雌124種,雄75種)!!! 全てのアリをこの目に焼き付ける!!!

カテゴリ: 半翅

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ヒメハルゼミ(Euterpnosia chibensis)。地域によっては天然記念物に指定されていることもあるセミ。翅が反射で桜色になるのが美しい。春…というより初夏、6月ごろから鳴き始める。
とにかくうるさい。誰も鳴いていないときは静かなのだが、一頭鳴き始めると他も鳴き始め、大合唱となる。
貴重なセミなのだがこの場所ではめちゃくちゃ多く、手で捕まえられるほど。大事にしていかなければいけない。
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画像とは全く、まーったく関係ない。シロスジコガネだ。
後期が始まり、毎日授業中にセミの鳴き声のアプリを使って近所の席の人に「まだセミ鳴いてるのか?」と錯覚させるのを日課としている。
今日も早速ミンミンゼミを鳴かせてみた。そもそも西日本なためミンミンゼミは平野部にはいないのだが、セミの鳴き声の代表格といえるこのセミの鳴き声を聞かせると、夏だと感じる人はこっちの地方にも多い。
すると別のセミの鳴き声がした。オーシーツクツクツク…IMG_2148
(ツクツクボウシの写真を持っていない)
私が鳴らしたわけではなく、本物のツクツクボウシが鳴いていた。まだ10月入ったばかりなのでものすごく珍しいことではない。
山間部ではチッチゼミが元気な秋の日々。まだ残暑を唄うセミも現役だ。
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小学3年生の頃、初めてみた大型の水生昆虫がミズカマキリだった。それまで私は水生昆虫といえばヤゴ、川虫、アメンボ、かろうじてハイイロゲンゴロウしかなく、これを見つけたときは狂喜乱舞したものだ。
今でこそ普通種と知り採集に出かけて見つけてもあっそ、ぐらいになってしまった存在だが、このフォルム、捕食シーンは今見てもかっこいいと思う。
カマキリ、カマバエ、カマキリモドキ、そしてミズカマキリ。相談したわけでもないのに違った目の昆虫の前脚が他の生物を捕獲するために似たような形に進化したというのは非常に興味深い(カマバチはまた全然違ってかっこいい)。
思えばこれらの昆虫、すべて私の好みである。つまり私はカマを持った昆虫が好きなのだろう。
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タガメだ。これは先輩がとってきたもの。一番好きな昆虫だ。
日本最大の水生昆虫で、獰猛な肉食昆虫。前脚で獲物を捕らえる。自分よりも大きい魚やカエルもとらえて食べる。
生きた野生のタガメを手にとる日が来るとは。
いつか自分の手で捕まえたい。
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