カテゴリ: 半翅
ツクツクボウシ、鳴く
画像とは全く、まーったく関係ない。シロスジコガネだ。
後期が始まり、毎日授業中にセミの鳴き声のアプリを使って近所の席の人に「まだセミ鳴いてるのか?」と錯覚させるのを日課としている。
今日も早速ミンミンゼミを鳴かせてみた。そもそも西日本なためミンミンゼミは平野部にはいないのだが、セミの鳴き声の代表格といえるこのセミの鳴き声を聞かせると、夏だと感じる人はこっちの地方にも多い。
すると別のセミの鳴き声がした。オーシーツクツクツク…
(ツクツクボウシの写真を持っていない)
私が鳴らしたわけではなく、本物のツクツクボウシが鳴いていた。まだ10月入ったばかりなのでものすごく珍しいことではない。
山間部ではチッチゼミが元気な秋の日々。まだ残暑を唄うセミも現役だ。
水蟷螂
小学3年生の頃、初めてみた大型の水生昆虫がミズカマキリだった。それまで私は水生昆虫といえばヤゴ、川虫、アメンボ、かろうじてハイイロゲンゴロウしかなく、これを見つけたときは狂喜乱舞したものだ。
今でこそ普通種と知り採集に出かけて見つけてもあっそ、ぐらいになってしまった存在だが、このフォルム、捕食シーンは今見てもかっこいいと思う。
カマキリ、カマバエ、カマキリモドキ、そしてミズカマキリ。相談したわけでもないのに違った目の昆虫の前脚が他の生物を捕獲するために似たような形に進化したというのは非常に興味深い(カマバチはまた全然違ってかっこいい)。
思えばこれらの昆虫、すべて私の好みである。つまり私はカマを持った昆虫が好きなのだろう。