カテゴリ: 直翅
ちんちろりん
県の南の方の文献を読んでいたとき,そういえば先日南の方へ採集に行ったときにこんな虫を捕まえていたな,と思い出した.
マツムシ(Xenogryllus marmoratus).チンチロリンの鳴き声(実際は全然違うけど)で知られる風情のある虫.
童謡で歌われるが意外と目にする機会は少なく,私はこれまで野外で見たことがなく鳴き声が精いっぱいだった.
この度,鳴かない♀,しかも片足を失った個体だったが初めてお会いできて感動した.
グループによっては図鑑に載っていない虫を見かけることも多くなったが,どんな図鑑にも載っている虫というのは意外とコンプリートが難しい.様々な要因があるが,大抵は真面目に探していないことに原因がある.
忘れもの?
実習先の柿の木の枝に刺さった物。よく見ると翅が生えてて、足らしいものも基部だけ残っている。
モズのはやにえ。モズが捕まえた餌を一時的に保管するためだとかそこに固定して食べるためだとかいろいろ目的があった気がする。鳥は全然わかりません…。
刺されっぱなしでほとんど食べられなかった生き物もいるようで、なんだか死に損のようで嫌だ…。ともあれ、今回の被害者はバッタらしい。頭部と腹部がわりと綺麗になくなっているのでちゃんと食べてもらえたようだ。
有名だが、目にしたのは今回が初めて。こういう機会でもなければ見ることもなかっただろう。農場のような環境にも、いろんな生き物が生きてその営みを繰り広げているんだなと感じる。
あと、後ろの彼にはどの枝を剪定すればいいかなど作業をほぼ任せてしまった。本当にありがとうございました…。
飛ぶゴボウ
カワラバッタ
今日は朝からカワラバッタを採りに友人と二人サイクリング。
1時間ほどとばすと目的の河原へ到着。適度な大きさの石が転がっており、いそうな雰囲気。
少し歩いてみると…手前から奥に青と黒の物体が飛んでいった。
間違いない。カワラバッタだ。クルマバッタの翅の黄色い部分を青にしたような感じ。
それはそれは感動した。憧れの昆虫のひとつだった彼らが、今自分の目の前にいる。
しかしその感動も最初だけ、あまりに多いのでその後は無言で採集に集中してしまっていた。
でも家に帰って観察してみると、やはり綺麗で好きな昆虫には変わりはなく、しばらく眺めていた。
河原でも思ったが、カワラバッタが鳴くことを知らなかったのでジリジリ鳴いたのを聞いて驚いた。
今回はろくな写真を撮ることができなかったので、次回採集に行く際はいい写真を撮りたい。
1時間ほどとばすと目的の河原へ到着。適度な大きさの石が転がっており、いそうな雰囲気。
少し歩いてみると…手前から奥に青と黒の物体が飛んでいった。
間違いない。カワラバッタだ。クルマバッタの翅の黄色い部分を青にしたような感じ。
それはそれは感動した。憧れの昆虫のひとつだった彼らが、今自分の目の前にいる。
しかしその感動も最初だけ、あまりに多いのでその後は無言で採集に集中してしまっていた。
でも家に帰って観察してみると、やはり綺麗で好きな昆虫には変わりはなく、しばらく眺めていた。
河原でも思ったが、カワラバッタが鳴くことを知らなかったのでジリジリ鳴いたのを聞いて驚いた。
今回はろくな写真を撮ることができなかったので、次回採集に行く際はいい写真を撮りたい。