脈翅目は、クサカゲロウ、ウスバカゲロウ、ヘビトンボ、ツノトンボなど名前のついた昆虫とは全く異なった名前をつけられてしまった昆虫が多い。
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彼もその一人だ。ヒメカマキリモドキ。
九州でオオカマキリモドキを見慣れている身としてはこの小ささに驚く。
「こんなんヒメカゲロウやん!」初めて見たときは言ったものだ。
しかし、私はこの昆虫が好きだ。カマを持つハチのような体色のなんか透明の翅が生えたなにか。
不思議だ…素晴らしい。モドキとつけられるのはかわいそうな気がするが、一番納得する名前だと思う。他の脈翅目の例にならって"カマキリトンボ"とかでもよかったかも。
彼らはちゃんとした名前のついた、ラクダムシやセンブリを羨ましく思っているのかもしれない。