邑遊自適~好蟻性的俺~

昆虫(アリ)を中心に、たまにしょうもない趣味を綴っていく日記。 笑いなしオチなしでの~んびりやっとります。コメントやリンクも大歓迎です(リンクの際はご一報ください)。画像の無断転載はお控えください。

現在、採集した日本産アリ類(2014~)は162種(雌86種,雄48種)!!! 全てのアリをこの目に焼き付ける!!!

カテゴリ: 昆虫採集

と言っても友人二人を招いて愛媛を満喫するものだった.

元はと言えば卒業旅行行きたいねーという漠然とした願望だけが3人の中にあり,誰かが予定を立ててくれるだろうという思いが3人の中にあり,結局ギリギリになるまで何も決まらなかったので松山に来てもらうことになったのだ.

二人は中学・高校の友人で,高校では同じ部活に所属していた.二人とも入学から卒業まで成績がvery very優秀で,レベルの高い国立大学へと進んだ.仲が良かったことと彼らが地元の大学に進学したことから長期の休みにはよく遊び,半年以上顔を見なかった期間はないといって良い.
片方は9月にうちにお招きしたが,もう片一方が松山,愛媛,四国に未踏ということで,せっかくだから最後の機会にと呼んだ次第だった.

初日はお客さん案内コースで松山城,道後温泉を巡りお酒を飲みつつワイワイ.二日目は車でしまなみ海道へ向かい,は・か・た・の・し・お!でお馴染みの伯方島とタオルの今治市,伊予市の有名な観光スポットをまわってなんとか1泊2日ツアーを終えた.なんだかんだ自分が行ったことのない場所や食べたことのなかった郷土料理を食べることができたので,普通に旅行した気分だった.
自分のポンコツ具合で何度も予定が狂ってしまったのが本当に申し訳なかった.春からはもっと遊べる時間が増えるので,今回の埋め合わせをしたい.

以下伯方島で見た生きもの.春の息吹を感じ,もう虫が歩いてる!ちょうちょが飛んでる!と大はしゃぎだった.
hanekakusi3
ハネカクシ.
Oome
オオメカメムシ系.
Tetramorium tsushimae-kaigan
トビシワ~.
Isofusa
Isofusa2
イソフサヤスデ(Eudigraphis takakuwai nigricans)かな.普段見るトロいフサヤスデと違って猛スピード(当社比)でわさわさ~っ!と歩いていた.
このエントリーをはてなブックマークに追加

今月中旬、先輩と珍しい甲虫を採りに行こうと約束をしていたのだが、雨が降って流れてしまったのでリベンジのために林へ繰り出した。

時間は午後8時。たまたま予定のなかった後輩も連れて3人、自転車をこいで採集地へ。ここは大学からアクセスできる地域ではかなり環境がいい方だがけっこう限界なラインで、最初は楽しく話しながら向かっていたものの、着いたときには3人ともゼーハーゼーハー。肩で息をしていた。

夜に篩いをするのはこれまでもアドバイスをいただいていたことではあったが、暗いし、マムシ怖いし、環境よさげなとこで楽にアクセスできる場所があまりなかったしでこれまで全くやってこなかった。

さて、不安8割で採集開始……先日の台風による大雨のせいか、落ち葉が流されてしまっている……。以前までたっぷりあったリターが、全然ない。酷い。これは回復するまでしばらくかかりそうだ。
そんな中捕まってくれた心優しい虫たち。
tibimizugiwa
お馴染み2ミリもない小さなゴミムシ。チビミズギワゴミムシ(Polyderis microscopicus)だったっけ?毎回採ってるし、いつぞやのツルグレンでものすごい量入ってしまったので今回はスルー。
otibahime
タマキノコ。いつも見るオチバヒメタマキノコ(Colenisia terrena)でいいのかな。
hanekakusi
ハネカクシ。ちょっとぽっちゃり。可愛い。この種はこの場所でしか見たことないなあ。
euconnus
コケムシ。よく見るルイスヒメコケムシ(Euconnus lewisii)だろう。コケムシってアリヅカに比べてものすごく写真撮りにくい気がするが気のせいだろうか。

他に先輩が好きなアリヅカムシが採れたが、これまではもっと採集していたので物足りなかった。リターちゃん…どこいったの涙
strumigenysQsp
アリは、6種。おっ、と思えたのはこのStrumigenys女王と先輩が採ったコヌカ(Tapinoma saohime)くらい。コヌカはこの場所では初めて見た。というか、県内だと他に1箇所しか知らない。

すごく寒かったが、なんだかんだ楽しめた。複数人で採集に行くのもいいものだ。
採集種数的には…あと2ヶ月早ければもっと違っていたかもしれない。
このエントリーをはてなブックマークに追加

研究室の友人と2人で8月のイベントに向けて展示用の虫たちを採集しに行った。手っ取り早いライトトラップで日が暮れたら即開始!…のはずだったのだが。点灯した瞬間に電気が切れた。調子に乗って予備のガソリンを持って来なかったらこれだよ。結局一度下山してガソスタに行き、雑談しながら山に登って開始…あたりはもう既に真っ暗で完全に出遅れた。もしこれが頂上付近まで車で行けない場所だったら死んでた。
以下、訪れた虫たち。
IMG_8976 (2)
ムラサキメンガタヒメバチ(Metopius dissectorius)。ライトトラップではお馴染みのヒメバチ。ライトに来るのはオスばかりで、メスはマレーゼでしか採ったことがない。
IMG_8993 (2)
トホシカメムシ(Lelia decempunctata)。初採集だった。つい数日前に後輩のインロー箱にこれが入っていたのを見て、いいな~とか言っていた気がする。大きくて綺麗な虫だ。単体で撮ったつもりが、上にコガネコバチみたいなのが乗っていた。
IMG_9009 (2)
センノカミキリ(Acalolepta luxuriosa)。私はセンノ"キ"カミキリと覚えていたが、大手検索エンジンによるとセンノカミキリの方がメジャーらしい。飛んできたときは前胸のダニが模様に見えて"なんだこのカミキリ!?"となったがよくよく見ればこの庶民派ヨコヤマだった。
IMG_9012 (2)
アオジョウカイ(Themus cyanipennis)がガを食べていた。ジョウカイは肉食だとは知っていたが、実際に虫を食べてる姿を見たのは初めてだった。
IMG_9013
今回一番嬉しかったのはこれ。じゃ~ん!トラニウス!
トラフホソバネカミキリ(Thranius variegatus variegatus)。elytraをケチってる系だけれどこの形は許されるでしょ。ハルニレとかに来るんだっけ、ライトにもやってくるんだなあ。Thanius variegatus
大学1年のときに行った石垣島で友人がヤエヤマホソバネカミキリ(T. multinotatus latipennis) を採っていたのを見ていいな~とは思っていたものの、自分の採集法ではかすりもしない虫だと思っていた。運が良かった。つくづくライトは運だ。


他の虫たち
IMG_8987 (2)
IMG_8980 (2)
IMG_8986 (2)
IMG_9000 (2)
IMG_8979 (2)
箱に使う分は十分集まったと思う。オオツノトンボやヤマトクロスジヘビトンボを展翅すれば場所をとれるはず(せこい)。ハチはすこぶる微妙で、目新しいものはなし。Cylloceriaが入っていたのとタマヌキケンヒメバチ(Jezarotes tamanukii)であまりに遅すぎた日本産ケンヒメバチ童貞を捨てたことくらいか(海外では台湾で採っている)。ただ、どちらも珍しいものとはとても言えない。ううむ、ヒメバチはなんとなく義務感に駆られて結果が出せない。まあ採集が下手なのが悪いのだが。

5月の日中の採集も含めて2回、この山での採集で得られた標本は、8月のイベントで一般に公開される。お時間があればぜひいらしてください。
このエントリーをはてなブックマークに追加

先日採集した虫4つ。全てケアリの巣or巣の近くから。
36
エイコアブラバチ(Paralipsis eikoae)。アリと栄養交換するアブラバチ。翅が擦り切れている。アシナガアリのように腹部を曲げて巣の中を歩く。
45
アリスアブ。ただアリス(Microdon japonicus)かな?発生ピークだったようでブンブンたくさん飛んでいた。幼虫期にアリを食べる。
45
クボタヤマトヒゲブトアリヅカムシ(Diartiger kubotai)。最初コヤマト(D. fossulatus)だと思っていたがよくよく見るとクボタだった。アリの巣からも勿論採れたが、腰をおろしておにぎりを食べながらアスファルトをぼーっと眺めていると本種が歩いているのを見つけた、というくらいたくさん見かけた。
42
アリヤドリバチ(Hybrizon buccatus)。すごく引きの画。全てはデジカメを宿舎に忘れてきたせい。コイツが採れたおかげでいろいろと良いことがあった。
このエントリーをはてなブックマークに追加

6月4日は"むし"と読めることから、なんだかんだ毎年採集に出かけている。
今年は普段行かないところに行くことをテーマとしており、今回は港へ行くことにした。
電車に揺られ約5駅。古き良き小さな商店街を歩いたり、散歩する地元の方を見ながら、採集地へ。初めて行く場所というのは、ちょっぴり不安でとってもわくわくする。見たことのない景色、まだ見ぬ虫たちが自分を待っている。

んで、結果はどうだったかというと…………
IMG_8504
IMG_8550
IMG_8565
酷かった。外来種のアリを探しに行ったのだが、そもそもアリがいない。
アリを採りに行って10種しか採れないなんて…。まあ採ったことのない場所だったから良し……とはならない!
諦めきれないので、別の場所に移ってリベンジ。普通に網を振って採集。
大量のコマユとPimplaが出迎えてくれた。ギングチも採れた。あぁ、これが採集なんだ。
58
スイープでこんなよく分からない甲虫も採れた。触角とかシバンムシっぽいけどなんですかね。

帰ろうとしたとき、視界の隅に倒木が見えた。材に来るハチは今まで全く縁がなく、特にオナガバチはオスを採ったのみ(しかも材から遠く離れた場所)で、あの尻尾の長いメスを採ったことは一回もなかった。都市部にある緑地だし、あんまり期待はできないけれど見てみるか。…案の定何も来ていない。やっぱりね…。でも暇だしもう少し粘ろう。
5分くらい待った。蚊に食われた。たかる蚊に腹を立てていると、奥の方から飛ぶ姿が。今日よく見たクシヒゲガガンボかな?でも採っておこう、と思って近づくと、なんと尻尾が生えている。!!!
!!!!落ち着いて狙いを定め、材に着陸する直前の静止時間に一気に振りぬく。
IMG_8578
やった!やった!!オナガバチだあああああ!!!!!!
本当に嬉しかった。採集のうまい人や、土場でよく採集する人にとっては普通種なのだろうが、そんなの知ったことか。僕には初めてなんだ。
人生初オナガバチは、オオホシオナガ(Megarhyssa praecellens)だった。

こうなると欲が出てくるのが人間だ。
材の周りを飛んでないか目を凝らす。ん?よく見ると、なんかとまってる。
IMG_8581
IMG_8582
産卵シーン、初めて見た。ネットで見た通り、産卵中は集中してるのか近づいて写真撮っても落ち着いていた。
しっかり2匹ゲット。
IMG_8584
デカい。これはデカい。オナガバチってこんなに大きいのか。すごい。
この大きさと斑紋から、未記載のメガリッサじゃなかろうかと思う。
毒ビンに入れると、オオホシオナガが小さく見えた。というか、尾が長すぎて毒ビンに全身を入れるのに苦労した。こんな虫初めてだ。Euurobraconとか毒ビン入るのかな。

そんなこんなで、人生初のオナガバチ(♀)をゲットできた"虫の日"の採集は大変満足のいくものとなった。
しかし、このときの自分はオナガバチの標本作成が非常に面倒なことなど知る由もなかった…(もー大変でした笑)
このエントリーをはてなブックマークに追加

↑このページのトップヘ