邑遊自適~好蟻性的俺~

昆虫(アリ)を中心に、たまにしょうもない趣味を綴っていく日記。 笑いなしオチなしでの~んびりやっとります。コメントやリンクも大歓迎です(リンクの際はご一報ください)。画像の無断転載はお控えください。

現在、採集した日本産アリ類(2014~)は160種(雌85種,雄45種)!!! 全てのアリをこの目に焼き付ける!!!

2016年09月

Naginata-
ナギナタハバチの一種。まったく知識がなく検索表も引いていないのでここまでしか分からない。属くらいまでは時間があるときに同定しよう。今年の春県内の皿みたいな山で採った個体。黄色い模様が入った個体もわりといたが、これはそれらとは別種っぽい。
ナギナタハバチは名前がたまらなくかっこいいし、中胸背の構造がXの文字に見えるところもなかなかに良い。
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キャ、朝から裸の写真。しかも雌!…これはハダカアリの一種(Cardiocondyla sp.)。体に目立つ毛が生えていないのが名前の由来(だと思う)。大多数のアリは毛がたくさん生えているのでやや違和感。毛がないのに加え鈍い感じの光沢からなんとなくのっぺりぼわ~んとした印象を受ける。(顕微鏡で見たらわりと毛が生えてました。しかし、そのほぼ全てが短く体表面に沿って伸びていたので毛が少なく見えるのでしょう。)
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sp扱いにしているのはいまいち同定できていないためです。このアリ、C. nudaだのC. kagutsuchiだの言われていたものですが、近年DNAが調べられて形態的に3種に分けることができるようです(Okita et al., 2013)。その内1種は石垣島のみ(移入らしい)だそうなのですが残りが同じような地域にいるらしく、これが超分かりにくい微妙な違いで今の僕にはちょっと分からないです。手元に2つ置いて比較してみたらすぐ分かるんでしょうけれど…。
ということでまだ種を断定するには至っていません。あまり見ないアリを見つけると嬉しいですが、移入のような形で出会うのは少し悲しいですね。

引用文献
Okita, I.; Murase, K.; Sato, T.; Kato, K.; Hosoda, A.; Terayama, M.; Masuko, K. 2013. The spatial distribution of mtDNA and phylogeographic analysis of the ant Cardiocondyla kagutsuchi (Hymenoptera: Formicidae) in Japan. Sociobiology 60:129-134.
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ダラダラと採集を続けて最近はサボり気味でしたが先日ついに日本産アリ科150種採集達成しました!
特に149種目と150種目は採りたかった素晴らしいアリで記録に華を添えました。
これでだいたい日本産は半分採集したことになります(まだ半分か…)。
150種採って分かったことはアリはどんなところにでもいるけれども採集方法によって採れる種が全然違うということです。今年になってあまり篩いをしなくなり種数が伸び悩みましたが、今年から始めたトラップ採集によって篩いでは採れなかった珍しい種や有翅個体(羽アリ)を多数採集することができるようになりました。また、今年はハチ採集のためスウィーピングも積極的に行いましたが、これによって採ることができた種(今まで数が採れていなかったもの)もたくさんいます。
数字を見て頑張ろうと思うのはなんだかコレクター的で、今の自分にとってアリ界に貢献するとすればファウナ調査くらいしかできませんが、これからもどんどん採集していこうと思います。カが減ってきたら篩いも再開します(笑)
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キンケハラナガツチバチ(Megacampsomeris prismatica)のメス。体に生えている金毛は触るとけっこう固い。
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