2014年06月
石鎚登山
家に帰ってきたらカーテンの模様替えがされていた。いいセンスだ。
西日本最高峰、石鎚山に登ってきた。もちろん途中までロープウェイだ(疲れるし)。
ニジゴミムシダマシ。綺麗だ。普通だ。
ここにはツノクロツヤムシがいるので、採りたいと思っていた(一度九州で見たことはある)。
最初発見した時は、「これがツノクロツヤムシか~やった~!」と思った。しかし、出てくる出てくる。
普通種だよこれは。でもかっこいいから好きだ。
今回の一番の収穫はこれ。アリヤドリバチだ。種名までは分からない。
トビイロケアリの巣を暴いてほったらかしているとやってきたところを吸虫管でGET。しかしなんと吸虫管に栓をするのを忘れ、管から逃げていったのだ。10分後、もう一度捕獲。もうこんな失敗しないぞ。
他にもクサアリの行列からアリヤドリ、ハヤシケアリの巣を暴いていたときにナマクビノミバエも捕獲することができた。ノミバエは寄生の瞬間も見ることができた。
アリはトビイロケアリ、ヒゲナガケアリ、クサアリ(まだ同定していない)、ハヤシクロヤマアリ、ムネアカオオアリ、シワクシケアリ、アシナガアリ、アメイロアリ、アズマオオズアリを確認した。シワクシケアリは恥ずかしながら今まで見たことがなかったため、少し嬉しかった。
この調子でいろいろな昆虫を見ていけたらと思う。
プレゼン
ぱらわん
Prenolepis sp.
spってのがまだまだ謎に包まれてるんだなということを教えてくれる。
先日足摺岬で捕まえたシリアゲアリ風のアリだが、どうやらウワメアリで間違いないようだ。
データベースの標本、ANTS OF JAPANの標本と手元の標本を見比べてみて、本種であると判断した。
このアリは生体写真がネット上にも図鑑にもほとんどなく(自分調べ)、ブレてボケてはいるが写真を載せて少しでもこのアリの生きた雰囲気を感じてもらえればと思う。
海外の種ではミツツボアリのように腹に養分を貯めた個体が見つかっているが、本種もそうなのだろうか、写真を見たことがないのでいまいち分からない。
データベースには見た目はアメイロアリ属に似ているとあったが、シリアゲアリやヒメアリのように腹部を上げながら歩く姿、樹上に巣を作っていたことから自分が見た限りでは小さいシリアゲアリのように見えた。
(上の写真のように腹部を上げ下げしながら歩いていた。歩く速度はそれほど速くはなかった。)
こんな時に限って大した生体写真を撮れていない。全く呆れたものだ。
今度行ったときはしっかり撮るようにしよう。
なにはともあれ、貴重なアリを手に入れ、生体写真も一応撮ることができたので良かった。
先日足摺岬で捕まえたシリアゲアリ風のアリだが、どうやらウワメアリで間違いないようだ。
データベースの標本、ANTS OF JAPANの標本と手元の標本を見比べてみて、本種であると判断した。
このアリは生体写真がネット上にも図鑑にもほとんどなく(自分調べ)、ブレてボケてはいるが写真を載せて少しでもこのアリの生きた雰囲気を感じてもらえればと思う。
海外の種ではミツツボアリのように腹に養分を貯めた個体が見つかっているが、本種もそうなのだろうか、写真を見たことがないのでいまいち分からない。
データベースには見た目はアメイロアリ属に似ているとあったが、シリアゲアリやヒメアリのように腹部を上げながら歩く姿、樹上に巣を作っていたことから自分が見た限りでは小さいシリアゲアリのように見えた。
(上の写真のように腹部を上げ下げしながら歩いていた。歩く速度はそれほど速くはなかった。)
こんな時に限って大した生体写真を撮れていない。全く呆れたものだ。
今度行ったときはしっかり撮るようにしよう。
なにはともあれ、貴重なアリを手に入れ、生体写真も一応撮ることができたので良かった。