5日目.一日中採集できるのはこの日が最後.最終日はどこか軽く流すくらいしかできない.ガッツリ行ってガッツリとるぞ,と意気込む.
Cryptopone tengu-Queen
ハナダカハリアリ(Cryptopone tengu)の女王が採れた.見た目は本当にトゲズネだ.オスはいないけど貴重な標本が手に入り満足.
o-shiwa
オオシワ(Tetramorium bicarinatum).森の中で放浪種に会うと少し戸惑う.
Proceratium itoi-amami
イトウカギバラ(Proceratium itoi).どこまでいってもイトウさん.本当に?
Myrmecina amamiana-5
スジブトカドフシ(Myrmecina amamiana).今日もいた.好きなので嬉しい.
Temnothorax antera-3
Temnothorax antera-4
フシナガムネボソ(Temnothorax antera).樹上ばかりと思いきや,リターからも結構出ることが解ってきた.奄美は多い.間違いない.
さて甲虫は.
munabiroamami
ムナビロコケムシだ.解剖してないのでこれがそうかは知らないが,奄美にはミハルムナビロコケムシ(Cephennodes miharu)という最近記載された素敵な娘がいるらしい.バナナが好きそう.
Psalitrus sauteri
昨日分で登場はしていたが紹介していなかったタイワンマンゲツガムシ(Psalitrus sauteri).まん丸で可愛い.マンゲツガムシはこれが初採集だったはず.ツヤだけはまだ拝めていない.
syumokuaridukakana
arizukaamamiamru
arizukaamamitoge
アリヅカーズ.代り映えがしない.
kakuhosokataamami
kakuhosokataamami2
カクホソカタ.何日か前に採ったのと一緒かな.
deokinoko-amami
デオキノコ.アリの巣があった材を割ったら出てきた.アリに驚いて逃げられそうになったが素手でキャッチ.
Edaphus sp
Edaphus
小さいものばかり近くで見て疲れたので目線を上げて休憩.
ga-amami
ツマキリヨトウ属(Callopistria)の一種だそうな.
komayu-happanoue
コマユ.
jokai-amami
ジョウカイ.
arimodoki-amami
アリモドキ.

気を取り直して篩いに戻る.
目の前に現れたフレークを篩うと甲虫が落ちた.
jujieguri
ジュウジエグリゴミムシ(Eustra crucifera)だ.は~こんなとこで出会うとは.これを四紋とみるか十字とみるか,命名の勉強になる.実はこれで日本のEustra属は制覇だ.エグリゴミムシと聞いて四国の端でなにやら手招いているピコピコムシが見えるが,そいつは採れん.

同じフレークにまだ虫がいる.アリみたいだ.
Vollenhovia amamiana
なにやら大きなウメマツだな…タテナシウメマツばかり見慣れていた目には巨大に見えた.
Vollenhovia amamiana-4
大きなウメマツ…奄美……
Vollenhovia amamiana-3
オオウメマツアリ(Vollenhovia amamiana)!これか!
思いがけず奄美の固有種をゲット.こんなフレークみたいなとこから出るのか!と思って周辺を篩うも追加はなし.多分偶然ここにいたんだろう.
Vollenhovia amamiana-2
ああ~嬉しい.現状一番の成果だ.こういう思いがけずがあるから篩いはいいんだな,と一人で頷いて完全に賢者モード.この後何も採れなった.

さて恒例のごはんタイム.
day5yumesi
中華で決めて体があったまった.ほんと色々食べたな.

これで終わらないのがこの日のやる気のあるところ.昼に持ち帰った土を男二人で篩っていく.
sesujigengoro
なんとゲンゴロウが落ちた.篩ってゲンゴロウなんてあるもんか,と思っていたが.この後なぜか福岡に帰ってもゲンゴロウがときどきシフティングで採れるようになった.なんでだ.
Ades nishii
アマミクロテントウゴミムシダマシ(Ades nishii).ggってもなかなか学名が出てこなかった.クロホシテントウゴミムシダマシに汚染されている.多分アマミクロ~で検索してもこのブログ出てこない.
kubikirisu
篩ってる間ずっと見守ってくれた人.寒い中頑張りました.やっぱり件のフトツツマグソコガネは見つからなかったものの,全体的に充実した一日となった.明日は最終日,密かに狙っている珍蟻は2種.どちらが一方でも採って帰福したいものだ.