先生の車に乗せてもらい、大学から近い山に採集へ。この山はいつも春にサークルで訪れる場所で、ある虫を狙っているが、今回は少し早いので気ままに膜翅採集することに。
着いて早々木々にハバチがたかっている。ものすごい数だったので、一振りで入った数だけ採集。
少し登ると、たくさんのトリカブトが迎えてくれる。あまりこちらは嬉しくない。葉の上にはハチやハエがよく止まっているので目立ち、採りやすいのはありがたい。
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このヒメハナバチが一番多かった。
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ぼんぶちゅ。隣のエンモンバチみたいなのも結構多く、初採集だったので嬉しかった。
歩くと段々植生が変わってきて、ササが目立つようになる。それに伴い、虫も変わってくる。
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ハラクシケ(Myrmica sp.)。北方系のアリで、愛媛含む四国では山のそこそこ高いとこにしかいない。北海道では平地に普通にいてビックリした。いいハチの寄主。この山では初確認だったので、夏にもう一度見に行こうかな。
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カドフシ(Mymecina nipponica)。これもやや山地性。平地にもたまにいる。今回はコロニー採集できた。
他にも、この山を副模式産地とするハヤシナガアリ(Stenamma owstoni)もいくつか採れた。同じくこの山が副模式産地のヒメナガ(S. nipponense)は本当にいるんですかね…。

今回もスイープメインだったのでいろんな顔が見られた。
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カタビロコバチの一種。コバチなのに大きい。長くて赤い腹部が良い。
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カミキリ。先生に見せたら学名を教えていただいたけどすぐに忘れてしまった。
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でかいの。こいつを入れてしばらくしてから他の虫を入れようと蓋を開けたら大空へ飛んでいかれた。
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ナギナタハバチ。初めて採った。そんなに普通の虫じゃないイメージだったのでかなり嬉しかった。触角が特徴的。
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また、メスのこの産卵管が特徴的。普通ハバチは手に取って眺めないと分からない短い産卵管しか持たないが、ナギナタハバチの仲間は長く伸びた立派な産卵管を持つ。最も原始的なハチだと言われている。

写真はないけどヒメバチも小さいのばかりであったがそこそこ採った。
今回の採集の一番の収穫は間違いなくナギナタ。いいですね。これに寄生するハバチヤドリヒメバチも、今後通えば採れるかも!?