キイロヒメアリ
キイロヒメアリ。
トフシアリ
トフシアリ。
ヒメオオズアリ
ヒメオオズアリ。
彼らは黄色3兄弟。どれも篩ったときに見つかるアリだ。彼らの特徴はそう、「小さく」「黄色い」こと。
みな体長は1.5mm程度で、黄色くて小さいアリがいるな、と思ってもそれが果たして誰なのかが一瞬では分かりにくい。
ヒメオオズアリはすごく頑張って見てみるとスタイル立ち方歩き方が違い、知っていれば分かる(初めて見つけたときは分からなかった)。
しかし、上二種は本当に似ている。属はMonomoriumSolenopsisで異なっているが、これがもうクリソツ。
見分けるポイントとしては、キイロヒメアリの触覚のこん棒部(太くなっている部分)は3節で、トフシアリの方は2節から成っている点が一番に挙げられる。こん棒部が2節になっているのはトフシアリを含むSolenopsisの大きな特徴である。

新年から採ったアリの同定をずーっとやっているが、見ていく度に今までが間違いだらけであったことに気付かされ、恥ずかしいばかりである。