邑遊自適~好蟻性的俺~

昆虫(アリ)を中心に、たまにしょうもない趣味を綴っていく日記。 笑いなしオチなしでの~んびりやっとります。コメントやリンクも大歓迎です(リンクの際はご一報ください)。画像の無断転載はお控えください。

現在、採集した日本産アリ類(2014~)は161種(雌86種,雄48種)!!! 全てのアリをこの目に焼き付ける!!!

eguri
ハヤシケアリ(Lasius hayashi)の巣にいたわりと大きめのツヤツヤツルツルなアリヅカムシ.
多分エグリチイロアリヅカムシ(Batrisus politus).
ん~滑らかな曲線のラインが良い.これまで採ったことがなかった.
今回の採集では篩いを捨て朽木を割って大量のケアリの巣を暴いたからこそ得られた結果だろうか.

県内でも記録があるし,全国的にも特に珍しいものではないようだが,美麗種だ.
似た珍種もいるようだが,まあ採集下手な私には採れんだろう.図鑑で拝むに留める.
hayashike-
ホストのアリ.この雰囲気はハヤシでよさそう.最近はケアリの生前の写真を撮っておくことにしている.標本になると「さぁ~て私は誰でしょう?」となって頭を抱えてしまうためだ.
ところで,好蟻性甲虫の記録を出される方々は専門ではないホストのケアリをスパッと同定してらっしゃるが,本当にすごい(嫌味ではなく).私の場合,あれか?いやこれも近いな…うーんこの線も捨てきれない…と泥沼に陥ってしまう.どなたかケアリの同定について御指南を………バタッ
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寒くなってくると採集に行かなくなり,行っても採れる虫が少なくなるのでネタ切れに困らされる.rhyssinae
オナガバチ.オス.オナガバチの仲間は産卵管だけでなく後体節も長い.もちろんスケールはだいぶ小さいが,大型種は30mmを超えるので迫力がある.
その中でも1cmほどしかない小型種はいる.どの世界にも大きいのがいれば小さいのがいるものだ.
rhyssinae-head
この個体も相当小さく,採ったときはまさかこれがオナガバチとは気付かなかった.
いくつかの特徴から,Triancyraかな?と予想したがさて.
rhyssinae-d
オナガバチは模様がポイントになることも多いが,今回はよく分からなかった.
小さいオナガバチは同定が難しいらしく,断定は避けておく.記録の多い県の個体だし,急いで同定する必要も報告の必要性もない.まあそのうちできるようになるだろう.
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最近は,来年に向けてタトウ標本の整理をしている.
元々マウントは下手だからそんなに好きじゃないが,マウントしないとじっくり観察できないし,ラベルが付けば立派な標本になるのでそれを箱に並べて眺めたり,グループごとに整理するのは好き.ということでマウント作業はよくするし,周りと比べると標本は作っている方だと思う.

今日も"なんだ標本作ってるのか"と少しガッカリしたようにコメントされたけど(解剖とか研究の役に立つことしててほしかったんだろうな),そのときマウントしていたのはドドド珍品だったから許して欲しい.

タトウは便利だ.きちんと保管していればしばらく維持できるし入れ物に気を配っていればかさ張らず持ち運びも楽々.おまけに開けて眺めるだけであの日の思い出が蘇る.これではマウントせずにほったらかしにしてしまうのも無理はない.
しかし,マウントしてラベルを付けなければ標本ではないので,いずれは面倒な作業をしなければいけない.
思い出に浸るのも良いが,たまには重い腰を上げることも必要だ.
hutohati
例えばタトウに入れっぱなしの専門外の虫.優先順位が低くマウントされにくい.マイナーな虫であればなおさらだ.
こちらはハチモドキバエという品のあるグループでTwitterで同定していただいたところによるとフトハチモドキバエ(Eupyrgota fusca)だそうだ.大きくかっこよくてつい採ってしまったDipteraは,なるべくその日のうちに,それが叶わなかったらタトウを開けたときにマウントしてしまおう.
後ろのニューロも,よく知りもしない,処理の仕方も分からないのになぜか採ってしまったときは,タトウに封印せずそのときにマウントしよう.心に決めた.
himemaki
ヒメマキムシ.
himetamakinoko
マルヒメキノコムシ.
tibihirata
チビヒラタムシ.

これらマレーゼで採れた甲虫たち.マレーゼはとかくハチに目が行ってしまいがちなので,甲虫は少ないし(当社比)タトウでいいや,とぶちこんでしまうと存在を忘れ,もしいいものが入っていてもすぐに見つけられないかもしれない.マレーゼで採れる甲虫にはあまり得られないものもいるらしいし(別に上のはそんなにいい虫でもないが…),量も少ないならその場で作ってしまった方が後々のためだ.
最近は,あ,これいいなと思った甲虫はその場でマウントしてしまうようにしている.良さそうなの採った,欲しいなら差し上げますよ,でもいつの採集品だか忘れました,では効率が悪い.
oomado
マドボタル.多分オオマド.これもマレーゼ.大型甲虫は展脚にこだわりのない私でもさすがに足が出ていてほしいので,軟化できない状況下ではマウントをためらってしまう.そうして時間だけが過ぎていくことになるので,せめて出す,できれば揃えたいところだ.しかし,マレーゼで採れた個体は酢エチ〆と違って脚や触角があまり言うことをきいてくれないので,難しいところである.

頻繁にマウントしているつもりだが,学部生時代に採った虫ですら一生のうちに処理しきれない自信がある.どうしよう.
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uroko
ウロコアリの有翅女王(alate queen).
kitauroko
キタウロコアリの脱翅女王(dealate queen).
両者の違いは2年くらい前に書いた.女王はじっくり見ればけっこう違うが,ワーカーはほんとそっくり.
今回,この2種で想像していたことが証明されたようで嬉しい出来事があった.
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まつむし
県の南の方の文献を読んでいたとき,そういえば先日南の方へ採集に行ったときにこんな虫を捕まえていたな,と思い出した.
マツムシ(Xenogryllus marmoratus).チンチロリンの鳴き声(実際は全然違うけど)で知られる風情のある虫.
童謡で歌われるが意外と目にする機会は少なく,私はこれまで野外で見たことがなく鳴き声が精いっぱいだった.
この度,鳴かない♀,しかも片足を失った個体だったが初めてお会いできて感動した.

グループによっては図鑑に載っていない虫を見かけることも多くなったが,どんな図鑑にも載っている虫というのは意外とコンプリートが難しい.様々な要因があるが,大抵は真面目に探していないことに原因がある.
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